価格破壊について

2007年02月12日 23:44

いまは、いろいろな安売り店が増え、

物の値段が全体的に安くなりましたね。


良い事なのかも知れませんが、

それは『いまだけ良い事』であって、

全体的にはマイナスで、

結局は大きな損をしているような気がします。
製造者も、仲買業者も、販売業者も、

自分の腹を痛めてまで、物は安く売りません。

当たり前ですよね。(^^;)

ボランティアではないのですから。


でも、消費者が「安い物」を求めている以上、

「そっちのほうが儲かる」

あるいは「そうしないと商売にならない」

という理由で、安い物を作り、売ろうとします。


すると、どうなるか。

落とすものは『品質』か『賃金』しかありません。

そうなると結果的に、

身体に怪しいもの(良くない成分)を使うこともあると思います。

そして、従業員の賃金はカットされますから、

誰かは儲かっているかも知れないけれど、

多くの人が低所得に泣かされることになる・・・

そしてさらに、低所得ゆえに、また安い物を求める

しかなくなり、また賃金が下がる・・・


いま、所得の二極化(高収入の人と低収入の人)が

ハッキリしてしまったのは、そうした悪循環の結果ですよね。


※あるいは、製造拠点を賃金の安い海外に移して

しまう企業が多い為、企業自体は潤うが、国内では

低賃金どころか失職者が増加するという皮肉もありますよね。

しかも『円』が、どんどん海外に流出してしまって

いるのですから、日本はこの先、どんどん貧乏な国に

なっていくはずです。。


そもそも、「収入は少しでも多いほうがいい」と

思いながら、安い物に飛びついてしまうのが

間違いなのも知れません。(^^;)


なぜって、自分さえ高収入であれば、

「品物を流通してくれる人たちは貧乏でもいい」

といっているのと同じですからね。(^-^;

でも、そのツケは、ちゃんと回ってきていることに

気づかなくてはいけないですよね。


それに、物には物の価値があるはずですから、

ちゃんとそれを評価する目も必要だと思います。

「これには、これぐらいのコストが掛かるだろうから、

この値段は当然である」という評価は、

売ってくれる人たちに対する礼儀とも。


いずれにしても、このまま『安い物』が流通し続ける

現象は、あまり良い結果を生まないと思います。


いま書きました、経済の問題。そして、

やっぱりいつの世も『安かろう、悪かろう』ですから、

『すぐ壊れる、大事にしない』で、ゴミを増やすだけで

地球環境にも良くないですからね。


『安物買いの銭失い』だけならまだしも、

そうした経済や、地球環境のことも考えていかないと、

大変なことになるのではないでしょうか。


この『価格破壊』の問題は、まさに

『自分で自分の首を絞める』現象のような気がします。

深く自戒を込めて。。


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