現代人の精神年齢

2003年02月05日 23:12

これは個人的な推測ですが、現代人の精神年齢は、

高度成長期直前の1960年代に比べると、

全体に平均10歳は若い(低い)のではないでしょうか。
いまが二十歳なら、10歳、

いまが10歳なら、0歳・・・


また40代前後になると、もうちょっと若返り年齢が多くなって、

二十歳前後、つまり20歳は低いかな・・・とすら思います。


まあ、いくら若返ったとはいっても、あまり嬉しくない

若返りかも知れませんけどね。(^^;)



では何故そうなったのか?を考えてみると、個人個人の責任というよりも、

『時代の流れで そうなった』と云うべきかな、と思います。

それには平均寿命が伸びた、という理由もあるでしょう。

日本という国が戦火に脅かされず、表面的に平和という理由もあるでしょう。


前者で云えば、ほんの百年ほど前、15歳と云えば立派な社会人、

結婚や出産の適齢期という事実がありました。

つまり『人生50年』と、いまの半分ほどの寿命ですから、

それだけ1日や1年の中身が濃縮されていたわけです。

それこそ「食うに困った時代」なら、今日の宿題を明日へ先延ばしにすれば

死活問題でしたが、いまなら、それも許されてしまうという、危機感の

乏しさは否定できないような気がします。


もちろん、現代と比較して「だから何だ」と云う話でもないのですが、

やはり『実年齢と精神年齢の開き』が大きすぎると、思わぬ葛藤(悩み)や

生活上の問題に突き当たってしまうと思うのです。


なぜなら、いくら精神年齢が若返ったと云っても、

世間の目は『実年齢』で見られますから、

30代になっても子供の振る舞いでは、

「あの人は・・・」と、なってしまいますからね。

それではちょっと本人としても辛いのではないでしょうか。


なので、いくら平均寿命が2倍になったからと云っても、

実年齢と精神年齢との差は、せめて10歳で留めておきたいものです。

もし、あなたが40歳で、二十歳の我が子と同じレベルで張り合ってしまう

とすれば、ちょっと赤信号です。



もちろん還暦以降に関しては『子供還り(かえり)』という言葉通り、

真の第二の人生として若返るのは、喜ばしいことだと思います。


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