奉仕と自己満足

2001年11月02日 23:28

よく「私が尽くしているのに、感謝してくれない」と

落ち込んでいる人を見かけます。


そのすべての人が・・・と云うわけではありませんが、

共通する口癖は「してやったのに」です。
そう、この「してやった」が曲者のようですね。

この言葉の中には、相手の為というよりも、

自分の為というニオイがするのです。

だから相手も「別に頼んだわけでもないのに」

となってしまいます。


どうして、そうなってしまうのでしょうか。

それは、奉仕する人が、何を見て奉仕しているのか・・・なのです。


相手の為なのですから、本当は相手を見ていなくてはいけないのですが、

はずしてしまう人は、どうやら自分のことだけを見てしまっているようなのです。


そう・・・「感謝されたい」という自分の気持ちばかりに走ってしまうのですね。

その気持ちも、分からなくはないのですが、それでは、

『自己満足の見当違いな話』になってしまうのも仕方ありません。


心あたりのある方は、次のことを即実行してみてください。


相手が何を望んでいるのか、相手をじっくり見る。

そして、それが本当に相手の為になるのか、改めて相手をじっくり見る。


それから、実行する。(あるいは実行しない)

※相手を見るというのは、もちろん相手を穴の開くほど

見つめるという意味ではありません。(笑)

相手の気持ちや、立場に目を向ける。相手と、向き合うという意味です。


つまりは、『相手の為になること』が目的であって、

感謝するしないは、相手次第なのです。

このことを間違ってしまうと、

『小さな親切、大きなお世話』となってしまいます。


そう、感謝はオマケみたいなもの。

無欲無心で、相手の為だけを思っていれば、

何もしていなくても、感謝されるものなのです。

人間の気持ちって、ほんと不思議です。


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