白黒つけられない世界

2001年10月25日 23:18

『グレーゾーン』という言葉をご存知だと思います。

そう、絵の具の白と黒を混ぜ合わせると『灰色(グレー)』になる・・・

そんな『白と黒が、入り交ざった』部分をグレーゾーンと云いますね。


俗にいう『世の中』が、まさしくその『グレーゾーン』と云えるでしょう。

つまり、私たちがどんなに「白黒つけよう」と頑張ってみても、

「決着(白黒)の、つかない世界」が、私たちの住む世界なのです。
『○か×か』のマークシートにしても、内容を細かく突き詰めたら、

どっちが○なのか×なのか、とても曖昧になると思います。

云い替えれば、私たちが日常つけている白黒は、グレーゾーンの中で、

私たちが勝手に決めた『ケジメ』に過ぎないのです。


そんなグレーゾーンな世界に住みながら、

(それに反して)私たち人間は、実に『白黒』を付けたがる動物です。(苦笑)

それは何故だと思いますか?

理由は様々、深層もいろいろだと思いますが、簡単に云ってしまえば、

片付かないと「気持ちが悪いから」です。


そう、グレーゾーンの「どっちつかず」だと、決まりが付かず、

お尻がムズムズして落ち着かない・・・f(^_^;)

人間が比較的『安定したもの・均整の取れたもの』を好むのも、

そうした理由です。

要は(自己安定の為には)曖昧な『グレーゾーン』を認めたくないのですね。


しかし冒頭にも書きましたように、この世は極めてグレーゾーンです。

この矛盾が、私たち人間が葛藤で苦しむ原因と云えるでしょう。


では、どうしたら良いのでしょう。

その答えは、「グレーゾーン」の存在を認めることに尽きると思います。


そこで「白黒つける」という気持ちや、行為を、否定する必要はありません。

きちんとしたい・・・と思うことで、世の中が収まっているので、

むしろ大切にしてください。


ただ、「自分は白黒のつかないグレーゾーンの世界に生きているのだ」

という認識を持ち、曖昧な部分も認めることができれば、

あなたの世界も、かなり広がるはずなのです。


あなたも、『all or nothing(有るか無いか)』の世界に引き篭もらず、

もっと広いフィールドで生活してみませんか?(^.^)



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