親子カプセル

2008年07月30日 23:40

もうひとつ、ワイドショーのコメントから・・・



最近の通り魔事件では一様に、

親子関係の悪さ、親への恨み

が取り沙汰されていますね。
それに対して、ある専門家は

昔の親子関係のほうが希薄だった。

むしろ親子が密接すぎて、

親離れ出来ないのでは?

という意見がありました。


つまり、親子の距離が密接すぎて

そこから子どもは離れられず、

いつまでも社会に出て行けない・・・

いつまでも親だけを頼る、甘えた状態になる・・・

という訳ですね。


たしかに、それはある、と思います。

以前、母親が子どもを必要以上に包んでしまう

『母子カプセル』という言葉がありましたが、

核家族化が進むことによって、

世の中が、そうした『家族カプセル』だらけに

なって、社会構造がおかしくなっているのは

事実だと思います。


家族は家族で大事なのですが、

やはり大人になれば社会に出て、

人間としての生き方や、役割を果たさなければ

社会は成り立って行かなくなりますし、

自分自身もツラクなってきますからね。



では、どうして、そうした「いつまでも・・・」

な状態になってしまうのか?ですよね。


それはたぶん、やっぱり(^^:

親子関係の希薄さ、なんだと思います。


あれ?さっきは密接を認めたのに?


しかし、密接であることが、必ずしも

『希薄ではない状態』とは限らないですよね。


親として、子どもとの接し方が

分らないで悩んでいる人、迷っている人が多くて、

親子関係が『密接だけど希薄』という家庭が

たくさんあるのではないでしょうか。


むしろ、そうした状態であれば、

『希薄オンリー』な状態よりも、

子どもとしては、「あきらめるにも、あきらめきれず」

生殺しのようで辛いのではないでしょうか。


それに人間って、ひとつのことを終わらせられないと

次のステップを踏めない生き物ですからね。。


たとえば、それこそ、

甘えるなら、とことん甘えて、

これ以上、甘える余地もなく、甘え飽きた状態に

ならないと、満足して旅立てない部分もあるように思います。


それに親としても、子どもに対して、

「これ以上、してあげることはない」と思えなければ、

自信を持って子どもを突き放す『子離れ』が出来ない

のではないでしょうか。


つまり、親も子も親子関係で『完全燃焼』出来てない。

どこかに不全感があるから、身動きがとれなくなる・・・

そんな気がしてなりません。


やはり何事も「とことん向き合う」ことが大事。

と思うのですが、如何でしょうか。


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