不安(1)

2008年06月28日 23:31

「不安で、たまらない」

「不安で、どうにかなりそうだ」

心のことで、私たちが一番辛さを感じるのは

『不安』ではないかと思います。


では、どうして人間は不安になるのでしょうか。
結論から云ってしまえば、

それは俗に云う『心の傷』。

無意識にある抑圧された感情が、癒されぬまま、

いつまでも生々しく疼いているからなのです。


そう・・人は未来に不安を感じるのではなく、

過去の未解決な『問題』が心を不安定にするのです。



と、こんなことを書くと、

また、過去、過去。過去の傷かよ・・・

「だから精神分析(学)は嫌なんだぁ」

と思われるかも知れません。(^^:


でも、単純に考えても、私たちが不安になるのは、

過去に良い思いがないから「また?」

と嫌な気分になるのですよね?

もし過去が良好で、自信に満ち溢れていたら、

不安になどならないはずです。


たとえば、人間は、とても辛い体験をすると、

心が壊れてしまわないように

その辛い感情を、心の奥底へ抑圧してしまいます。

つまり、思い出さないように消し去ってしまうわけです。


しかし、消去したとは云っても、その感情は

無意識の中で生きています。

むしろ、解決しないまま「無視」されてしまった

わけですから、余計に恨みや憎しみを感じたまま

心の中で生々しくうごめいているわけです。


日常生活でも、喧嘩をして「ごめんなさい」と

お互いに和解でもしない限り、いつまでも

「こんちくしょう(--;)」と、わだかまりが残りますよね。

それと同じです。(^^:


でも本人は「忘れたつもり」でいるのが抑圧ですから、

まさか、そんなものが自分の生活に影響を与えている

などとは思ってもいません。

しかし、やらなければいけないと思いつつ、どうしても

気持ちが向かない。

なぜかいつも、同じような場面で不安を感じてしまい、

臆してしまう自分がいる・・・

などの消極的な連鎖を呼んでしまうのが、抑圧の怖さなのです。


そんな積み重ねが、いまの不安に結びついているとすれば、

過去の未解決な『問題』が心を不安定にする、

という意味も理解して頂けるのではないかと思います。



そしてそれは不安だけではなく、

寂しい、悲しいという感情も同じです。


ふと、不安になる

ふと、寂しくなる

ふと、悲しくなる


ふと・・・は、不意に(意識なく無意識に)

という状態を表しています。


それは心(自我)が現実から離れ、

『無意識の中にある気持ち』に触れ、思い出したから

そうした感情になっている・・と解釈できませんか。


つまり「いまが不安」「いまが悲しい」

というより、抑圧された『過去の自分』が

満たされ(癒され)ていないから、

そうした感情になるのだと思います。


人が夜に不安になったりするのも、

心が現実から離れ

無意識の中の自分一人になって、

過去の自分と向き合わねばならなくなるから・・・

ではないでしょうか。





久しぶりの記事が、とっても暗い話になって

しまいましたね。(^^:

しかも、こんな書き終わりでは、不安を煽った

ままになってしまいそうで・・・すみません。(^^:


次回は、その解決案?を書いてみたいと思います。


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