誰でもよかった

2008年03月26日 23:29

最近また「誰でもよかった」という

通り魔的な犯罪が続いていますね。


連鎖的とはいえ「誰でもいい」と

云われてしまうと

どうやって自分を守ったらいいのか

と不安になりますよね。
この「誰でもよかった」の裏側、

容疑者たちの心理には、

誰でもいいから、すがりつきたい

誰でもいいから、助けて

という彼らの悲痛なメッセージが

隠されているように思えてならないのです。


つまり、誰にも話せない不安や孤独が

彼らの心のなかに常にあって、

衝動的な犯行におよんでしまった・・・


もちろん、そんな不安や孤独なら、

誰でも感じたことがあるはずで、

彼らだけが特別だとは云えないと思います。

殺傷という悲惨な事件ではないにしても、

なんとなく万引きしそうになった、

なんて衝動は、もしかしたら日常的に

誰にでも起こりうる話ではないでしょうか。

殺傷と万引きは違うと云われるかも知れませんが、

どちらも根っこにあるものは同じだと思います。


そして、そうした事件や出来事は、

家族関係や、周囲との人間関係が希薄になった

現代社会への警鐘として、重く受け止めるべき

ではないでしょうか。


もちろん、自分の家族や、周囲の人が

「まさか、そんな大それた事件を起こすはずがない」

と思うにしても、

家族なら、ふだんから話しやすい関係を、

友人や同僚なら、ふだんから気さくに

声を掛け合える関係を、築いておきたい

ものですよね。


そうすれば少なくても「誰でもよかった」

という寂しい衝動にはならないのではないか

と考えるのは甘いでしょうか。


「誰でもよかった」ではなく

「あなたが居てくれてよかった」

という世の中にしたいですね。


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